神奈川県三浦市にある毘沙門天浜(白浜毘沙門天海岸)に行ってきました。
いや良かった。久々に海と戯れましたわ。
がしかし。
なぜ今回YouTube動画にしてないのか。
それには2つの理由がある。
一つ目。
YouTubeで「毘沙門天浜」を検索したら、お洒落キャンパー達がこれでもかと自慢のギアを使いこなし、これでもかと良い画を撮ってて。
まぁ……早々に白旗を上げたっつーか?
二つ目。
ちゃんと良い場所ってちゃんと良すぎて動画化にすると……ね。
シュール撮れ高皆無という謎の敵に屈したっつーか?
ということでそれくらい良かった毘沙門天浜です。
まず。
まずかっこいい。
名前が。
毘沙門天。
こんなかっこいい名前の浜無いわいや。
で余談になるけど、そもそも毘沙門天って何?という方の為にサクッと。
毘沙門天というのは古代ヒンドゥー教からの長い歴史を持つ金運と福徳の神様。それが日本に渡ってからも引き継がれて、福の神様として信仰されていまして。
だから七福神にもちゃんといてくれています。見たら、あーーこの人(?)かーって。
でな。
そのご利益たるやパなくて、上の金運や商売繁盛はもちろん、勝運や健康長寿、厄災、最終的には無尽の福。要するに尽きることのない福という最強のご利益。
私のような煩悩を捏ねて固めたような(だからつくねって言うのかやかしいわ)存在には逆に危険になりうる程ありがたい神様なのです。
で、勝運が上がり仏教を守るという強いイメージから闘神としても有名で、日本では武装しているものがほとんど。宝棒と仏舎利を構える姿は初期のスカウターなら秒で粉砕するレベルで上杉謙信よろしく毘沙門天の生まれ変わりと言いたいのか知らんけどもたまに特攻服にも刺繍されている。
で、そんなありがたい神様の名前がなぜ三浦の海岸に名付けられているかと言うと、この海岸に行く手前の道に白浜毘沙門天またの名を毘沙門堂というお寺がありまして。
ここにいる毘沙門像は海から出現したらしく…。
正月三日の酉の刻(18時)にありがたいお告げみたいなのをしてくれてその時期には沢山の人が参拝に訪れるらしく…。
で、その近くの海だから、毘沙門天浜。
わかりやすい!
個人的にはキャンプでもBBQでもこの海岸を利用するならこの毘沙門堂に一言ご挨拶をしてからが良いのかなと。
森の中にあるから、囲まれ感があって落ち着く。参拝したら閉めてくださいと書いてあったので、参拝時少し開けさせてもらったら中も綺麗に手入れされて毘沙門天様の絵もあり、お香の匂いと共に背筋がシャンとする感じがありました。
この時のシャンッを家に持ち帰れたら自分のことをもっと律せそうな気がするよね。
ではあらためて毘沙門天浜。
行くまでの道がすごく良かったから警備員つくねと共に画像で説明。
駐車場も15台程あって(若干のオフ道。車高短厳しす)キャンプや釣り、バーベキューにはもってこいの場所。
アクセスも分かりづらくこんなに細い道。
にも関わらず平日の夕方でも混んでたのは、ちょっとした隠れスポット的な部分に皆惹かれるのかも。
で、ここ。
白浜なんだぜ。
しかも砂が白いわけではなくて、全部これ貝殻。掘っても掘っても貝殻。
だから歩いてるとザクッザクッザクッザクッと。
これが良い音。
神社の玉砂利の中を歩いてるようでよくわからんけど音だけでパワースポット的な雰囲気がしてきて気づいたら元気になってた。けど歩いてる疲労で±0。
で、三浦のこのあたりの奇岩景勝地あるあるなんだけど、ずーっと海沿いに歩けちゃうんですよね。
これが楽しくて楽しくて。
気分はアスレチック。
で、内陸は側はちょっとした山?丘?になってて、そこに向かって歩くと緑の匂いと木陰のひんやり感。鳥も結構いるから波音に混ざって鳥の鳴き声が。自然音がハーモニってて居心地◎。
海の生物や珍しい貝殻、わけわからん漂流物を見ながらハイキングするだけでも楽しくてな。
※ゴミダメゼッタイ
で、ここからは余談というか注意喚起というか。
このあたりに限らずなんですが、こういう波が来ない岩があって、住宅地からの視線が無い海岸というのは総じてマナーのなっとらん観光客、いやそんなのは客ではない。なんだ。輩か。そんな観光輩も多くてですね。
この日も明らかに漂流物ではないゴミと直火による焦げ跡がたくさんあってな。
で、この毘沙門天浜は地元住民の方もそういうマナーの悪さに困って過去いろいろあったそうなのです。
なので……
後はわかるな?
そしてこの毘沙門天浜。
これで終わりじゃありません。
アツイ洞窟あります。
ということで続きはこの下の記事から↓
