今回の【つくねの行ってみたいするめ処】は北海道の夕張郡由仁町にある…
ヤリキレナイ川です。
なんか。
こんな面白い名前の川がありますよー！
ほら！ヤリキレナイだって！
面白い名前でしょー！
ねぇねぇ！
でね！でね！
こんなに面白い名前の川だから、探偵ナイトスクープ、トリビアの泉、投稿！特ホウ王国なんかにと取り上げられてる超有名川なんだよーー！
うん。
記事にしづらいよ。
なんか変な乗っかり方しちゃった残念な子臭がすごいよ。
いいじゃない。
面白いと思ったんだから。
いいじゃない。
名前ウケちゃったんだから。
いいじゃない
そういうピュアなとこあっても。
てことでいってみましょう。
ヤリキレナイ川です。
まずヤリキレナイ川があるのは北海道の夕張郡由仁町。ここですね↓
最初に言っておこう。
このヤリキレナイ川。
一級河川なんだぜ。
上のストリートビュー見た瞬間に、最悪拳で会話できる一休さんだとナメたら、指のｸﾝｯで塵化オーライなハゲヒゲ野菜人だったくらいには衝撃的だろうよ。
一級河川ってそもそもどんな基準で決めてるんだい？と言うと、洪水などで氾濫したら私たちの生活に大きな影響を及ぼしかねん！と判断されて、コレ重要なんで国が管理しますね！ってなったものは一級河川です。
で、そこまでじゃないけど、まぁそこそこ重要な川だから都道府県が管理してね！っていうのは二級河川になる雰囲気です。
だからこのヤリキレナイ川は国が管理してる超重要河川なのです。
で、このヤリキレナイ川のある由仁町は夕張郡は3つの町で構成されてます。夕張の黒い三連星…と呼ばれているかは不明ですが、由仁町、長沼町、栗山町で夕張群です。
で、夕張って聞くといろいろ大変な夕張市と何か関係があるのかしらって思って位置関係を調べると夕張郡は夕張市の左隣！だけど全然別物！もちろん財政破綻もしていない。紛らわしっ。
で、今から余談を話したいです。
ん？余談って話したいって言うのかな。余談したいって言うのかな。
この由仁町を調べてたら近くに【ゆにガーデン】という庭園があって、そこがすごい良さそうで。
コキアが綺麗
なんと32000株のコキアがあるみたいですっ。コキアのあの感じ好きなんですよ。特に主張してないのに季節の変わり目にグラデーションしちゃうあの感じ。バレてるよ。魅力バレてるよ。あとモコモコ具合がサモエドかよ。バレてるよ。モコモコサモエドメラニアン臭漏れ出ちゃってるよ。
モッコモッコ
その他にもバラやコスモス、もちろんレストラン&カフェもあって、オープンテラスでモコモコ見ながらおまっ最高か。
ヤリキレナイ川の話ね。
ヤリキレナイ川は石狩川水系、夕張川の支流でして。だから一級河川とイキっても実は全長5kmくらいしかなかったりして。かわいいなぁ。
で、何でこんな川の名前になったのかというと、3つの説があります。
①アイヌ語で魚の住まない川を意味する「ヤンケ・ナイ」説。
明治時代まではこの川の付近に塩冷泉があって、その成分のせいで魚が住めなかったそうな。
しかし明治以降はその湧く場所や成分が何かしらの影響で変わったのか、サケやマスが遡上するようになって。で、現在に至ってはウグイや川エビなど水生生物が健やかにわんさか生きておられるそうな。良かった。
②アイヌ語で片割れの川を意味する「イヤル・キナイ」説
イ（それの）アルケ（片割れの部分）ナイ（川）。
なんでも昔のヤリキレナイ川は現在線路を挟んだ東側にある由仁川と合流していたそうで、アイヌの人たちは由仁川との双子の川と考えていたそうな。
だから片割れの川って名づけましたと……。
いや片割れじゃなくてちゃんと名前つけてあげてよ。じゃない方芸人みたいな扱い。
③住人の魂の叫び説
このヤリキレナイ川は雨が降る度に氾濫する困ったちゃんで、たびたび氾濫したヤリキレナイ川に住民は大変遣りきれない思いをしていたそう。
で、明治時代に「もう川の名前【ヤリキレナイ川】でよくね？」と。
いやそれなと。
でもそれはあくまであだ名みたいな感じで、本来その時の呼称は【ヤンケナイ川】だったそう。
でも昭和41年の大雨で氾濫した時に、当時の担当職員が【ヤンケナイ川】と表現すべきところを【ヤリキレナイ川】と表現してもうて。
いや、やっちゃったよと。
でもそのままなし崩し的に今に至ると。
いや、やっちゃったよと。
うん。
理由がどれであっても切なすぎて。
しかも今回の記事を書くにあたっていろいろブログとか読んでると最後の方にヤリキレナイ川目的だけでは危険ですとか……
帰りに、ゆにガーデンでぜひ癒やされてくださいとか書いてあって。
うん。ベタな締め方だけど。
ヤリキレナイ。
ﾌｩｰｰｰｰ↑↑↑↑↑
∞つくね∞
