日本一小さな遊園地?レトロ&ノスタルジー増田遊園地【滋賀県 蒲生郡】


今回は日本最小の遊園地説がある増田遊園地です。

正直に言うとさ。
小さな公園の名前に遊園地ってついててさ。
これすんごい面白いんじゃない!?ってすごく喜んでさ。
でも深夜書いたラブレターと同じでさ。
ある瞬間突然マジに素になる例のやつでさ。
その後秒速で布団かぶって意識霞みながら雨乞いならぬ隕石乞いするやつでさ。
思考停止期間を挟んでさ。
それでもやっぱりあたい諦めるのだけは…

えー増田遊園地です。

まずこの公園のある場所は滋賀県の蒲生郡はここ。

飛び地!
東側に日野町、西側に竜王町とな。
これは日野町と竜王町とで日々熱いバトルが繰り広げ……られているかはわかりませんが、同じ町なのに離れているってなんだか不思議な感覚。

で、増田遊園地は日野町側ですね。
だからなんだと言われると泣く。

早速増田遊園地を見ていこう。

まずエントランス。

全身の細胞が震えるほどに燻し銀な入り口。
この標柱の裏には【昭和五十三年 寄贈】と。少なくとも40年前からある遊園地だということが発覚。

ここから中に入っていくと右手に見えるのがこのシーソー。

これ以上オーソドックスなシーソーは多分この世にない。
ところで皆さんは大人になってから全力でシーソーをやったことがありますか?
大人が遊んでOKなシーソーは少ないですが、機会があったらやってみてください。眼球踊るレベルで怪我します。
衝撃のGが幼少期の記憶と桁違いで。タイヤ&お尻の弾力なんて無意味。スローで見たら下からの衝撃で下半身埋まって一瞬ハンプティダンプティみたいになってたと思う。経験談。ぎゃんって声出た。


次のアトラクションは滑り台。
増田遊園地には滑り台が大小2つある親切設計。自分が好きなのはこっちの大きな方。
機能美。スタイリッシュ。引き算の美学。配色もくすみ方もすべてが美しい。アップデートを全て良きことのように思うなよ現代!

滑り台って滑ることそのことよりも、登るという苦労の末に滑るという快楽があるメカニズムに万人は虜になるわけで、そこに人生のコントラストを無意識に感じながら、向こう側から上ってきた人とごっつんこしたその瞬間ドラマチックに天上界に繋がるラストダンジョンへのエターナルキー…

次のアトラクション。

雲梯と鉄棒。
雲梯と鉄棒あればとりあえず全身の自重筋トレは全部できるねっ。主目的が筋肥大目的ではないなら公園の遊具程頼れる相棒はいないんだっ。
つくねもジム辞めてからはずっと公園と草原だっ。無料なのもいいだろっ。後は職務質問に気をつけることだっ。どんなに近場でも個人を証明できるものを携帯するのがポイントだぞっ。


はいブランコ。
このブランコは時代を感じる。最近こんな小さなブランコないんじゃないかな。そしてさっきの話じゃないけど大人になってから全力でブランコやると超楽しい。スピードのノリが記憶のソレじゃない。

そして。
いつからブランコって寂しい、そして悲しい大人のアイコンになったんだろう。
トレンディな時代に座りすぎたよな。
バブリーな季節に泣きすぎたよな。
でも人間って不思議なものでジッと座ってるより少し揺れてる方が落ち着いたりするんよな。ホッとしてしまうんよな。
今急に思いついたけど、婚活って今いろんな場所でやってるじゃん?
ブランコ婚活なんてどうだろう?
一人3分、ブランコ横並びで会話。
「背中……押しましょうか…?」
トクン……
「ぜひ…」
キーコキーコ……


で、次はこれ。
これはあれか。前後にガッシャガッシャ動くやつかな。
てか。
〇ルート耳どこやったん?
なぁ。
プルー〇耳どこやったん?
なぁ。

怒られるな。

でも耳がないだけで……なんだろう。
超怖ぇ。
そしてこのフタコブラクダみたいなくぼみにどっち向きに座ってもグリップが前後両方ついてるので安心。嫌いな子が前に来たら後はわかるな。


ラストは憩いの場。
ベンチに記されている湖東信用金庫さんはここ滋賀東近江市に本店を置く信用金庫で、相性はことしんです。
ことしんベンチ、ちゃんと屋根もあって落ち着く空間を提供してくれてます。

さっきのブランコ婚活でめでたくカップリングした二人はここで連絡先の交換とかいろいろできるシステム。トロピカルラブロマンス滋賀。増田遊園地婚活見えてきたな。

今日のこの記事を今から公にするのかと思うと怖いよ。

ということで増田遊園地。
ノスタルジーのフレーバー漂う個人的には高らかにプッシュしたい遊園地でした。
昔親戚と遊んだ公園に似てるんだよ…笑

∞つくね∞